2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

庚申塔(城廻)

城廻(しろめぐり)の住宅地の南西の端に中村ふくろう公園がある。公園を見下ろすような通路がありそれを過ぎると藤沢との境に出るが、その途中にあるのがこの庚申塔。 別の方向から行くとすれば、水道局城廻配水池から真っ直ぐ北に向かってしばらく行くと畑…

浄泉寺(腰越)

浄泉寺本堂、本尊は不動明王が剣を左手に持ち、体の正面で腕を交差させて、左剣不動明王(さけんふどうみょうおう)と呼ばれている。ただし、公開されていない。

浄泉寺山門(腰越)

小動神社と道路を隔てて反対側にあるのが浄泉寺だが、真っ赤な鳥居を連想させるような山門だ。真言宗、小動山松岩院浄泉寺(こゆるぎざん しょうがんいん じょうせんじ)。明治の神仏分離令以後もしばらく小動神社の別当を務めた珍しい例だそうだ。

自然石庚申塔(小動神社)

小動神社内にある自然石の庚申塔群。 かなりたくさんある。 この神社には神輿(みこし)の立派な蔵も並んでいる。中は見えないが祭りのときはかなり賑わうようである。

六天王社(小動神社)

もうひとつ境内神社が残っているので紹介すると、六天王社がある。 これら境内神社の横に展望台がある。ここは天気がよければ江ノ島、富士山が見える。 これはまた天気のいい日に訪れる機会があれば紹介する。 太宰治はこの岬で心中事件を起こし、自分は漁船…

海神社(小動神社)

海(わたつみ)神社もそのひとつ。漁業の神、航海の神でもあると説明がついていた。

金刀比羅宮と稲荷社(小動神社)

小動(こゆるぎ)神社の本堂の横に金刀比羅社と稲荷社が並んで建っている。 赤い鳥居が稲荷社。 ここの神社の境内には金刀比羅宮、稲荷社、海(わたつみ)神社、第六天社がある。 これらを境内社というようだ。

小動神社本堂

石段を登るといくつかの神社がある。まずは小動(こゆるぎ)神社の本堂から紹介する。新田義貞が鎌倉を侵攻するに際して、この神社で祈願した。鎌倉侵攻を果たして後、剣一振りに黄金を添えて奉納した。その奉納金で神社を再興したとも言われる。

小動神社(腰越)

稲村が崎から小動岬(こゆるぎみさき)までを七里ガ浜という。 ここには神社があり、小動神社(こゆるぎじんじゃ)という。 この石段の上にはいくつもの小さな神社が集まっている、その全体を小動神社という。 この岬にはかつて松の木があり風がないのに枝の…

祈雨霊像(霊光寺)

日蓮上人の祈る像。田辺が池(雨乞いの池とも呼ばれる)の方向に向かって合掌しています。 雨乞いに失敗した忍性に対して、成功した日蓮が忍性の法力の不足を激しく突いたことが、結果として逆に訴えられることになり、後の滝ノ口の法難に繋がったとも言われ…

霊光寺(七里ガ浜)

日蓮上人祈雨の石碑をさらに先に進むと霊光寺(れいこうじ)の山門があります。 山号は龍王山(りゅうおうざん)、日蓮宗。 山門の横は駐車場、その山門を過ぎて奥に進むと石段があり、上ると日蓮上人の祈る姿の銅像、祈雨霊像(きうれいぞう)がある。本堂…

日蓮祈雨の石碑(七里ガ浜)

七里ガ浜の海岸に沿って走る湘南道路に行合橋がある、そこを海と反対方向に真っ直ぐ進むと右はやや上り坂、左はやや狭い道に分かれる。左に進みしばらく行くと行合川を超え左に曲がる道がある。そこを左に進むとこの石碑が建っている。 1271年(文永8年…

日坂(七里ガ浜)から望む江ノ島

江ノ電の「鎌倉高校前」から鎌倉高校に向かう急な坂を日坂(にっさか)という。新田義貞が鎌倉を攻めたときこの坂を通ったため、新田坂と名づけ、新坂、日坂と変化したと伝えられる。日坂から江ノ島を望む。道路の下は七里ガ浜。右端に見える小動岬(こゆる…

陰陽の滝(今泉不動)

不動堂に続く石段がある。この石段は長い年月で磨り減ってさらに苔に覆われているために非常に滑りやすい。 この石段の手前を右に降りていくと、陰陽之滝がある、大きめの滝とその左側に小さめの滝があり、これを男滝(おだき)、女滝(めだき)という。 こ…

本堂(今泉不動)

称名寺の本堂。ここには本尊の阿弥陀如来と両脇に観音と勢至(せいし)の菩薩がある。 この隣には弁天堂がある。江ノ島の弁天のお告げで直誉蓮入(ちょくよれんにゅう)がこの地に来て寺を再興したといわれる。

今泉不動(今泉)

バス停「今泉不動」から清掃工場(今泉クリーンセンター)を過ぎ左手にあるのが浄土宗の称名寺、山号は今泉山。 不動堂の別当寺。源頼朝が鎌倉に幕府を開いてから、代々の将軍や北条氏は必ずここにお参りしたという。幕府が衰えてから寂れたが、江戸の増上寺…

北条時宗産湯の井(甘縄神社)

長谷の甘縄神社の中に入っていくと写真のようなものが見える。 「北条時宗公産湯の井」と書いてある。 鎌倉幕府第8代執権「北条時宗」の産湯(うぶゆ)に使われた井戸ということか。 同時に「二条公爵愛用の井」と書かれている。 二条公爵とはどんな人かよ…

庚申塔(城廻)

大船からフラワーセンターあるいは栄光学園を通過し横浜方面(国道1号線)に向かう途中に関谷インターがある。そのすぐ右手にちょっと気がつきにくいが庚申塔がある。インターのど真ん中といった感じの場所だ。 このインターを左に行くと藤沢、真っ直ぐある…