2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大巧寺−おんめさま(小町)

鎌倉駅から一番近い寺院の一つ。駅の東口からバス停を過ぎて真っすぐ進み広い通りに出て、通りの反対側のほぼ正面に見えるのが通常「おんめさま」と呼ばれる長慶山正覚院 大巧寺(ちょうけいざんしょうがくいん だいぎょうじ)で開山は日澄(にっちょう)で…

銀杯草

まさに銀の杯を思わせる銀杯草(ギンパイソウ)、ギンサカズキともいう。 アルゼンチン、チリの原産、小型の多年草。地面を這って広がる。 英名はwhitecup、日本名はそれを訳したものか?

ニオイバンマツリ

園芸店で時には「マツリカ」という名で売られていることもあるが、正式には「ニオイバンマツリ」。マツリカというのは別に存在する。 咲き始めは紫色だが、数日後には色あせて白くなり、やがてしおれていく。 まるで紫色と白色の2色の花が同時に咲いている…

高徳院−大仏(長谷)

江ノ電の長谷駅から海と反対方向に真っすぐ進み、こんもりと樹木に覆われたフェンスが正面に見えてくる。大仏のあるお寺として有名な高徳院(こうとくいん)だ。正式の名前は高徳院清浄泉寺(しょうじょうせんじ)、山号は大異山(だいいざん)、宗派は浄土…

収玄寺(長谷)

江ノ電の長谷駅から右(海と反対方向)に進むと左手に大きな石碑が見えるのが日蓮宗の四条山収玄寺(しじょうざんしゅうげんじ)。東郷平八郎元帥の筆により「四条金吾邸(しじょうきんごてい)址」と刻まれている。日蓮の弟子四条金吾頼基(よりもと)の屋…

光則寺(長谷)

長谷寺の隣にあるのが日蓮宗の光則寺(こうそくじ)、山号は行時山(ぎょうじさん)。長谷寺より戻り少し大仏よりに進み、左に曲がる。 ここはもとは北条時頼(ときより)の重臣、宿谷行時(やどや ゆきとき)の屋敷、日蓮が災害が続くのは思想が誤っている…

長谷寺(長谷)

鎌倉―藤沢間を結ぶ江ノ電の長谷駅で下車し、北(右方向)に約150m進む。反対方向には海がある。長谷観音前の信号を西(左方向)に約100m長谷観音で有名な浄土宗の長谷寺(はせでら)がある。海光山慈照院長谷寺(かいこうざんじしょういんはせでら)という…

江の島道の道標(手広)

手広の交差点から東方向(江の島方面に向かって左)に約100m進んだ右手の一角。 左端の石が江の島道の道標、江戸時代は山崎からこの手広をとおり江の島に向かった。 写真でははっきりしないが「右くさり大師をへて江の島に至る」「左かまくらみち」と2行に…

江の島道の道標(山崎)

江の島道とは、江戸時代の江の島参りの古道です。 ここから手広をとおり江の島に向かったようです。 「従是江のし満」の文字が見られます。 大船駅から「湘南モノレール」の次の駅「富士見町」と「湘南町屋」の中間に山崎の交差点がありそこを左(東方向)に…

庚申塔(寿福寺前‐扇ケ谷)

寿福寺前にある庚申塔群。この右後ろに「勝の橋」の石票がある、道路側からでないと見えない。通行人が写っているがそのあたりから見ると前日のような「勝の橋」石票が見える。 いくつかの庚申塔が竹垣の中に並べられている。右端のは弘法大師の文字が見られ…

勝の橋(扇ケ谷)

寿福寺の前に竹垣に囲まれた庚申塔がある、その脇に小さな石に「勝の橋」と刻まれた石があるが、道路に出ないと見えない。 小さな川が流れているが、昔はもっと大きなもので、ここに鎌倉十橋(じゅっきょう)の一つ「勝の橋」がかかっていた。 英勝寺を開い…

鉄の井(雪ノ下)

段葛から鶴岡八幡宮に向かって左に約100m進んだ突き当りの左手の角にあるのが鉄の井(くろがねのい)です。鎌倉十井(じゅっせい)の一つ。 この井戸の水は氷のように冷たく、甘い味のよい水であったそうです。 この名前の由来は、この井戸から鉄の観音像の…

ニワゼキショウ

芝生の中に咲く小さな花、ニワゼキショウ(庭石菖)、アヤメ科でニワゼキショウ属。芝生に混ざって踏みつけられても良く耐えています。花は一日しか持たないようですが、次から次と毎日見られます。 花は白いのと紫があります。

サギゴケ

白鷺のように見えるサギゴケ(鷺苔)もちろん苔の種類ではない。 紫のもある(ムラサキサギゴケ)が、これは白色。 ゴマノハグサ科のサギゴケ属。別名サギシバ。 似た仲間にトキワハゼがある。色がムラサキサギゴケに近い。

ファイアーヒース

南アフリカ原産のファイアーヒース、ツツジ科でエリカ属。ヒース(heath)は低木類を言うらしい。これも草花だと思ったら、常緑の低木のようです。花が赤いのでファイアーヒースというのでしょう。

サンショウバラ

名前の通り、葉っぱは山椒(サンショウ)と見間違えるほど似ていて、山椒のような棘もあるが、花は薔薇の花。バラ科。 花が咲いていないときは見間違えそう。 日陰では枯れ易いらしい。

相馬師常の墓(扇ケ谷)

浄光明寺と岩船地蔵の中間ぐらいのところを岩船地蔵に向かって右の路地に入って突き当たりに相馬師常(そうま もろつね)の墓がある。鎌倉ではこのような横穴を『やぐら』と呼んでいる。 相馬師常は頼朝の家来の千葉常胤(つねたね)の次子で相馬氏を継いだ…

岩船地蔵(扇ケ谷)

浄光明寺から横須賀線の手前まで戻り、右に線路に沿って進むと岩船地蔵がある。そこを右に進むと亀ケ谷坂切り通しへ向かい、左に進むと海蔵寺や源氏山に向かう。ここは海蔵寺が管理している。 源頼朝の娘の大姫(おおひめ)の守り本尊とされている。 頼朝の…

八角蓮とムサシアブミ

左が八角蓮(はっかくれん)、赤紫の黒っぽい花が咲いているのが見えますか? 八角蓮はメギ科ミヤオソウ属の多年草、毒草だそうです。 右がムサシアブミ。さといも科テンナンショウ属、花は08年4月28日に紹介した浦島草(うらしまそう)によく似ていま…

浄光明寺(扇ケ谷)

寿福寺と英勝寺の間に「寿福寺踏切」がある。その踏切を渡り、左に進み突き当りを右に曲がって約100m進み左側にあるのが浄光明寺(じょうこうみょうじ)真言宗泉涌寺派(せんにゅうじは)山号は泉谷山(せんこくざん)。六代執権の北条長時(ながとき)が、…

太田道灌屋敷跡(扇ケ谷)

英勝寺は3代将軍家光から太田道灌に授かった土地に建立したもので、それを記録した石碑。 なお、太田道灌に関しては次のような有名な話がある。 にわか雨にあい、蓑(みの)を借りようとして訪ねた農家の少女がやまぶきの枝を差し出したが意味がわかりませ…

英勝寺(扇ケ谷)

寿福寺の右隣りにあるのが英勝寺(えいしょうじ)、山号は東光山(とうこうざん)。開山は三戸家初代の息女、玉峯清因(ぎょくほうせいいん)。現存する鎌倉唯一の尼寺とのこと。開基の英勝院尼は太田道灌(おおたどうかん)から数えて4代の康資(やすすけ…

寿福寺(扇ケ谷)

鎌倉駅西口から真っすぐ進み市役所前の信号を右に進む、この道は今小路と言われる。しばらく行くと以前紹介した巽(たつみ)神社を過ぎ八坂大神(やさかだいじん)の隣にあるのが臨済宗建長寺派の寿福寺、正式名は亀谷山寿福金剛禅寺(きこくざんじゅふくこ…

ヒメヒオウギ

道端に咲くヒメヒオウギ(姫檜扇)、直ぐ左には花の終ったスミレの葉っぱ。 ヒメヒオウギは南アフリカ原産らしい。アヤメ科の小さな花です。 色は白、ピンク、オレンジなどがあるようです。

赤花夕化粧

アカバナ科マツヨイグサ属の赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)。この時期道端に咲く小さな花です。 月見草の仲間ですが、花は小さく、昼咲き月見草と似てるところもありますが混ざって咲いていても花の大きさが違うので区別できます。

昼咲き月見草

昼咲き月見草は名前で分るように待宵草(まつよいぐさ)の仲間です。 昼間花が咲いているのでこのような名前になったのでしょう。 多年草で毎年出てきます。別名は桃色昼咲き月見草と言われるように薄いピンクです。アカバナ科マツヨイグサ属。

ツリガネズイセン

釣鐘水仙(つりがねずいせん)。ゆり科。 花は釣鐘のような形で、葉は水仙のような形なのでこのような名前が付いたのでしょう。 左後方にはハナニラらしいのが見える。 周囲にはツツジの散った花が彩りを添えている。

八坂大神(扇ケ谷)

鎌倉駅西口から真っすぐ進み市役所前の信号を右に曲がり、線路に沿って進むと、右に巽(たつみ)神社があり、さらに進むと左手に扇ケ谷(おうぎがやつ)の鎮守である八坂大神(やさかだいじん)がある。もと相馬(そうま)天王と称した。 以前は隣の寿福寺の…

巽神社(扇ケ谷)

鎌倉駅西口から真っすぐ進み市役所前の信号を右に曲がり横須賀線の線路に沿って進む。右手に巽(たつみ)神社がある。 そのまま少し進むと左手に鎌倉五山第三位の寿福寺(じゅふくじ)があるがその鎮守として作られたのがこの巽神社。 寿福寺の巽の方角(南…

ベニバナトチノキ

普通トチノキは白い花だが、これは紅花。最近は園芸種としてこの様なトチノキが見られる。アメリカにはアカハナトチノキがあり、その混合種らしい。 フラッシュが作動したのでやや白っぽく見えるが、実際はもっと赤く咲いていた。