2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

佐助稲荷(佐助)

鎌倉駅西口から真っすぐ西に進み、信号を超えて市役所前を過ぎトンネルを一つ抜けて法務局前で右(北)方向に銭洗弁天の方に進み約300m先を左に曲がり突き当たると佐助稲荷神社がある。 源頼朝が伊豆の蛭ケ小島に流されていたとき稲荷の霊が現れ、平家討…

化粧坂石碑(扇ケ谷)

化粧坂切通しの下にある石碑。国の史跡になっている坂道で、昔の面影をそのまま残している。 化粧坂の名前は平家の大将の首をここで化粧して首実験をした、あるいは町家があり化粧した女たちがいたからとか、木が生い茂っているから木生(は)えとか気勢(き…

化粧坂切通し(扇ケ谷)

鎌倉七切通しの一つ、化粧坂(けわいざか)切通し。 昔はかなり重要な道の一つだったが、今は観光客の歩く険しい道。雨の日は滑りやすいので注意。 海蔵寺の少し手前を左に曲がり源氏山や銭洗弁天へ向かう道。

北条時頼の墓(山ノ内)

明月院の正面入口から左に進むと北条時頼(ときより)氏の廟(びょう)があり、さらにその左に北条時頼の墓と言われる宝篋印塔(ほうきょういんとう)が石の柵に囲まれて建っている。 北条時頼はこの地に最明寺(さいみょうじ)を建てたが死後廃絶、時頼の子…

明月院のやぐら(山ノ内)

明月院の中にある‘やぐら’(鎌倉ではこのような洞窟をやぐらという)。 正面にあるのは上杉憲方(のりかた)の墓と言われる宝篋印塔(ほうきょういんとう)。 上杉憲方は山ノ内上杉氏の祖で法名(ほうみょう)を明月院を号した。 明月院は上杉憲方が密室守厳…

ネジバナ(モジズリ)

ラン科ネジバナ属、ネジ状に花がつくところからネジバナと呼ばれる。 別名モジズリ。 芝生の中に群生することがある。小さいがきれいな花だ。

岩たばこ

群生する岩たばこ。イワタバコ科イワタバコ属。 岩に張り付いて根をはっている。葉っぱがタバコの葉っぱに似ているところからついた名前。 冬はほとんど根っこだけになって、岩に張り付いているが、夏が近づくと大きな葉っぱをいっぱいに広げて存在感があり…

泉の井(扇ケ谷)

浄光明寺(5/12に記載)を出て左(東)方面に100m近く進むと左手に泉(いずみ)の井がある。鎌倉十井(じゅっせい)の一つ。 この井の名をとってこの辺りを泉ケ谷(いずみがやつ)という。

瓶の井(山ノ内)

あじさい寺とも呼ばれる明月院の中にある井。 鎌倉十井(じゅっせい)の一つで、瓶(かめ)の井、又は瓶(つるべ)の井とも呼ばれる。 今でも庭水などに使われているらしい。

十六の井(扇ケ谷)

海蔵寺の左脇の細い道を進むと崖の下にやぐら(鎌倉では洞窟をこう呼ぶ)があり、縦横が4メートルほどでそこに丸い井戸が縦横それぞれ4列、合計16の丸い井が並んでいる。十六(じゅうろく)の井とよばれる、これは鎌倉十井(じゅっせい)には数えられて…

底脱の井(扇ケ谷)

鎌倉十井(じゅっせい)の一つ、「底脱(そこぬけ)の井」。 扇ケ谷(おおぎがやつ)の海蔵寺の入口の右手にある。 修行中の娘が水を汲んだら桶の底が抜けた。その時こころのもやが解けて、悟りが開けたので次のように歌った。 賎(しず)の女(め)が いた…

ミッキーマウスの木

ミッキーマウスの木(Mickey-Mouse plants)、正式にはオクナ・セルラータというらしい。 緑の実がやがて黒い実に変化する、そうするとちょうどミッキーマウスを連想させることからそう呼ばれる。 オクナ科(つばき目)のオクナ属、南アフリカ原産の熱帯性の…

カンパニュラ(アルペンブルー)

カンパニュラ・ポシャルスキアナ‘アルペンブルー’ カンパニュラにもいろいろの種類がある。 これは石垣のわずかな隙間に生えた「ど根性」とも言うべきアルペンブルーだ。 園芸種にこれほどの生命力があるとは驚き。

カンパニュラ

キキョウ科カンパニュラ属メディウム(フウリンソウ) カンパニュラはホタルブクロ、釣鐘草(ツリガネソウ)などの名前で呼ばれることもある。

マツヨイグサ

一口にマツヨイグサ(待宵草)といってもかなりいろいろな種類がある。 マツヨイグサは間違って宵待ち草と呼ばれることがあるが、これは歌の歌詞として知られ間違って使われることが多い。 右の方には昨日の花がしおれている。 アカバナ科マツヨイグサ属。

ハグマの木(スモーク・ツリー)

ハグマの木が和名、英語名のスモーク・ツリーから「煙の木」とも言われる。 これは花が散ったあとにでてくるものらしい、ウルシ科とのこと。

極楽寺(極楽寺)

成就院の直ぐ近くにあるのが真言律宗の極楽寺。霊鷲山感応院極楽寺(りょうじゅざんかんのういんごくらくじ)という。境内は撮影禁止になっている。 場所は江ノ電の極楽寺駅の直ぐそば、ここらあたりは地名も極楽寺という。 新田義貞の鎌倉攻めのときもこの…

成就院(極楽寺)

極楽寺坂の切通しにあるアジサイのきれいな寺として有名な成就院(じょうじゅいん)。真言宗大覚寺派で、普明山法立寺成就院(ふみょうざんほうりゅうじじょうじゅいん)。 この写真は成就院から由比ガ浜、材木座海岸方面を望む。 アジサイは雨の季節に似合…

腹切やぐら(小町)

東勝寺旧蹟の石碑の直ぐ左にあるのがこのやぐら。 鎌倉で「やぐら」というと、このような奥行きの浅い洞窟をいう。 多くは墓場であったりする。 ここは北条一族のみならず鎌倉幕府の最後の地ということになる。

東勝寺旧蹟の石碑(小町)

東勝寺橋を渡りさらに進むと東勝寺跡の広い敷地があるが、その先に腹切りやぐらがある。 1333年5月22日新田義貞(にった よしさだ)の鎌倉攻めにより敗れた、北条高時(たかとき)は、一族を集め870余名とともにここで自害した。ここが140年余…

青砥藤綱旧蹟の石碑---東勝寺橋(小町)

東勝寺橋の脇に在る、青砥藤綱旧蹟の石碑。 青砥藤綱(あおと ふじつな)がこの川(滑川)に10文(もん)のお金を落とした。 彼はそれを探すため50文でたいまつを買い、落としたお金を探させた。 これでは40文の損と笑う人々に、10文をそのままにす…

東勝寺橋(小町)

段葛と平行し、宝戒寺から本覚寺に向かう道を小町大路(こまちおおじ)という。 段葛や商店街の小町通りと平行しているが、静で観光客は少し少ないがこの通りにもたくさんの見るべき史跡がある。 宝戒寺から本覚寺に向かい100mも行かないで左に曲がり進…

比企能員邸址の石碑

妙本寺で加えておかなければならない遺跡として、比企一族のことだ。 比企能員(ひき よしかず)の邸宅のあった場所に妙本寺が建てられたがそれを示す石碑がこれだ。 比企一族の墓もここにある。 6/3に記したが、比企一族と北条との争いに敗れ比企一族は…

ばたもち寺(大町)

妙本寺の入口に比企谷幼稚園があるが、そこから海の方向(南)に約200m進むと左側にぼたもち寺として知られる日蓮宗の恵雲山(えうんざん)常栄寺(じょうえいじ)がある。 処刑されそうになった日蓮に仏の加護があるようにぼたもちを差し上げたためか、…

夷堂橋の石碑(小町)

夷堂橋の説明が記された石碑。書いてある内容は: 鎌倉十橋の一にして此辺は往昔夷堂ありしといふ此川は上流にて胡桃川と云ひ浄明寺前に至り滑川の名あり文覚屋敷と伝えらる、辺は空禅川と唱へ此辺は夷堂川と呼び延命寺の傍より すみうり川と名つけ閻魔堂址…

夷堂橋(大町/小町)

本覚寺を出て、妙本寺に向かうところにある橋が夷堂橋(えびすどうばし)この橋は小町と大町の境にもなっている滑川(なめりかわ)に架かっている。 鎌倉十橋(じゅっきょう)のひとつ。

眠り猫

妙本寺の一角で熟睡する猫。 すぐ上の回廊を人が通っても全く動かないで寝込んでいました。 よい夢でも見ているのかな? ちょっと落ちそうだけど大丈夫かな?

妙本寺(大町)

本覚寺から東方向に真っすぐ進むと日蓮宗の妙本寺(みょうほんじ)がある。山号は長興山(ちょうこうざん)。 このあたり一帯は武蔵国の豪族で鎌倉幕府の重臣であった比企能員(ひき よしかず)の一族が住んでいた屋敷跡。 このあたりを比企ケ谷(ひきがやつ…

八重咲きのドクダミの花

八重咲きのドクダミの花。 普通のドクダミは4枚の花びらだが、ここで群生しているのは八重咲き。 普通花びらのように見えるのは実際には「総苞葉」とのこと、中央に多数の小花を出す花穂がある。

本覚寺(小町)

おんめさまから南(海の方向)に少し進み鎌倉郵便局の横を東(左)に入り約50m進むと右側に日蓮宗の妙厳山 本覚寺(みょうごんざん ほんがくじ)の裏門が在る。 開山は一乗院日出(いちじょういんにっしゅつ)上人で、二代目住職の日朝(にっちょう)は間…