鎌倉山記(鎌倉山)


鎌倉山ロータリー方面から来ると檑亭(らいてい)のすぐ手前に大きな石碑が見えてくる。「鎌倉山記」と書かれている。
碑文には鎌倉山の由来が記されている。
「天慶(てんぎょう)の乱に平貞盛(たいらのさだもり)が平将門(まさかど)を夷滅してより平氏の威勢漸く東国に張り其孫直方(なおかた)鎌倉邸に在りて幾多の荘園を領有す、後冷泉天皇の世、源頼義(よりよし)相模守(さがみのかみ)に任じられて鎌倉邸に入るや直方の婿となり源氏の根拠を東国に植ゆ・・・治承四年源頼朝が兵を相模に起し・・・」
と長々と綴られている。